世界トップクラスのスノーボーダーにとっても、北海道はやはり特別な場所なのだ。平昌五輪男子スロープスタイル金メダリストのレッド・ジェラード、同五輪女子ビッグエア銅メダリストのゾーイ・サドウスキー・シノット、ソルトレイクシティ五輪女子ハーフパイプ金メダルをはじめ3度もオリンピックメダリストに輝いたケリー・クラーク、そして、スノーボードだけでなくサーフィンでもアメリカチームに属していたほどの腕前を持つブロック・クラウチといった面々が昨シーズン、BURTON（バートン）『ONE WORLD』の撮影のため北海道を訪れた。
競技者であり表現者でもある彼らは、その滑走技術と創造力を掛け合わせ、それぞれがオリジナリティあふれるライディングを披露。まるで裏山で遊んでいるかのような4人のファンセッションを通じて、フリースタイルスノーボーディングの醍醐味が絶妙に表現されている。
この撮影が行われた昨シーズンよりも間違いなく、今シーズンは雪がいい。彼らのように、性別や年齢関係なく本気で遊ぶセッションをこの冬、全国各地で実現してもらいたいものだ。