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コンテストで磨き上げた滑走力がストリートで開花したドレイデン・ガードナー
2020.10.26
2015年8月、オーストラリアで開催されたジュニア選手権ハーフパイプで2位という好成績を最後に、国際スキー連盟、いわゆるFIS大会からは姿を消した。16歳まではFISのハーフパイプ&スロープスタイルの大会を転戦していたことから、2018年の平昌五輪でアメリカ代表の座を狙っていたのかもしれない。
しかし、ライディングスタイルだけでなくライフスタイルを一変させ、ストリートスノーボーディングで己を表現する道を志した。平昌五輪が開催される直前の2018年1月には、今はなき世界最大手メディアのパークムービーへの出演が許され(記事はこちら)、翌年の3月に開催されたアップカマー世界一決定戦「BURTON QUALIFIERS」のオープンクラスで3位に輝くなど、ジバーとして急成長。
そしていよいよ、待望のフルパートを引っ提げてシーンに殴り込みをかける。彼の名はドレイデン・ガードナー。ベアマウンテンとスノーサミットを有するカリフォルニア州ビッグベアレイク出身の21歳だ。
能書きはこれくらいにして、ドレイデンのライディングをご覧いただきたい。ハーフパイプ&スロープスタイル競技で鍛え上げられたライディングスキルを、ストリートに置き換えるとこうなるということだ。滑走力と創造力の賜物である。