MOVIE
小西隆文が極パウに覆われたホームゲレンデを滑るポストが今季の期待感を高める
2020.09.22
国内外のバックカントリーを主戦場とする映像プロダクション・HEART FILMSがInstagramに投稿した動画に注目したい。主軸ライダーである小西隆文が自身のホームゲレンデである新潟・妙高杉ノ原で極上パウダーを当てた際に撮影された映像なのだが、きっと滑走意欲を抑えきれなくなる。
その理由。それは、いつも目にする小西らプロスノーボーダーの舞台はバックカントリーであり、斜度や雪の深さ、地形など想像し難いフィールドである。それに比べて、誰もが滑ることが許されているゲレンデのコース内だからこそ、そのすごさが理解できると同時に、プロ・アマの垣根を越えて強烈すぎる刺激を受けるに違いない。
今年はラニーニャ現象が発生していることから、豊富な降雪に恵まれる可能性が高い。そんな吉報が届けられた9月にこんな動画を見せられてしまったら……高まるテンションを抑えながら、きたるシーズンに向けて準備を進めたいところだ。
コロナ禍ということで例年に比べれば確実に、外国人スノーボーダーが少ないシーズンとなる。日本が誇るパウダースノー、いわゆるJAPOWに対する需要は否応なしに減り、ラニーニャ現象によって供給過多となる今シーズン。ソワソワするのは筆者だけではないはずだ。