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ロックダウン解除後に仲間たちとのセッションを通じて噛み締めた“滑れる”喜び
2020.09.14
新型コロナウイルス感染拡大に伴って、フランスやスペインと同じく3月16日からロックダウンが敷かれたオーストリアだったが、初動が早く迅速な対応がとられたおかげで5月1日には解除。1ヶ月半近く自宅に隔離されたものの、シーズン後半にはライディングを楽しむことができた。
地元オーストリアのモリッツ・アムスエス、ドイツのヤネック・コンダらから成るYOUNG & SAVAGEクルーより公開されたムービー『CORONA COLLECTIVE』を観れば、それがわかる。カウナータール氷河を訪れた彼らの躍動感ある滑りに表れているわけだが、童心に帰ったかのように雪玉を投げながらセッションするシーンからは、仲間とともに滑れる喜びを噛み締めていることが非常によく伝わってくる。
もうひとりの出演ライダーであるドイツのレオナルド・シッツィアが編集を手掛けており、モリッツのBS1620をまたぐように2部構成にしたことで、後半にかけてより高揚感が高まってくるはずだ。不完全燃焼のまま昨シーズンを終えたというスノーボーダーが少なくないからこそ、本ムービーを贈る。この冬、仲間たちとともにセッションできる日が待ち遠しい。