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フリーライド世界大会を目指し奮闘する妙高ローカルのオージーガールを知る
2020.08.23
2017-18シーズンからフリーライド世界選手権「FREERIDE WORLD TOUR」の予選にあたる「FREERIDE WORLD QUALIFIER」に参戦、2018-19シーズンは日本開催の長野・白馬大会で3位、新潟・アライ大会で2位、新潟・舞子大会で2位と上位に食い込んだオーストラリアに出自を持つ25歳、ブリオニー・メイ・ジョンソン。南半球の冬はもちろん地元で過ごし、北半球が冬になると両親がホテルを経営する妙高・赤倉を拠点に活動している。前述した日本大会への参戦もうなずけるだろう。
昨シーズンも北半球のシーズンは大半を日本で過ごし、雪が少ないシーズンながらも妙高エリアを中心にJAPOWを滑り倒した。12歳でスノーボーダーとしてのキャリアをスタートすると、家族の影響によりプロスノーボーダーを目指すことに。シドニーを拠点とする豪メディア・BOARDWORLDのインタビューで彼女は、クレイジーな滑りを体現する女性ライダーをリスペクトしており、ほかの同性のライダーたちに影響を与えられる立場に自分はないと謙遜するも、これまで以上に活性化されている現在のガールズシーンの一端を担えていることを誇りに感じていると語っている。
また、日本でビジネスを展開している両親は、自分が大人しくじっとしているような人生を送ることを望んでいないだろうと考えている。これまでも新しいことを始めるときは真正面から取り組み、決して中途半端にはしないように意識して生きてきたそう。彼女の冒険は幼い頃から始まっており、そして現在、プロスノーボーダーとして歩んでいる。
日本の雪山を愛するブリオニー。ぜひ、お見知りおきを。