2006年のトリノ五輪、2010年のバンクーバー五輪ハーフパイプに出場し、かつて東京ドームで開催されていた国際大会で会場を沸かせていたフランスのマシュー・クレペル。その後はSTANDARD FILMSでの撮影に参加するなど数多くの映像作品に出演、バックカントリーを中心に活動している。
そんな彼はフランス有数のサーフスポットであるバスク海岸に拠点を置くなど、サーフィンの腕前もかなりのもの。本作『CHIONE』はもちろんスノーボードでのパウダー映像がほとんどなのだが、サーフシーンも収録されている。特筆すべきはスノーボードではレギュラースタンスにも関わらず、サーフィンの場合はグーフィースタンスになるということ。よって、ノーフットでパウサーフボードにまたがるとグーフィーになるわけだ。
本ムービーはカナダBC州ボールドフェイスやノルウェー、そして昨年制したTENJIN BANKED SLALOMに出場した際に群馬・水上エリアで撮影されたフッテージで構成されている。あらゆる乗り物を双方のスタンスで操るマシューのライディングに酔いしれながら、脳内パウダーライディングを楽しんでほしい。