MOVIE
クラフトビール会社が贈る世界有数の雪山が舞台の超本格バックカントリー映画
2020.01.12
アメリカが誇る世界有数のバックカントリーエリアであるジャクソンホールを有するワイオミング、マウントベイカーのあるワシントン、カナダBC州に位置するレベルストークとウィスラー、そして、泣く子も黙るアラスカが舞台となっている超本格ムービー『HOLD MY BEER… IT’S A SNOWBOARD FILM』をお届けしたい。
まず、なぜタイトルにスノーボードの動画であることを唄う必要があるのか。それは、本ムービーを提供するのが10 BARREL BREWINGという、オレゴン州ベンドに拠点を置くクラフトビール会社だからだ。
だからと言ってナメてはいけない。前述した雪山を巡るトリップなので多額の予算が投じられていることはおわかりだろうが、そのうえで出演ライダーたちが超豪華。エリック・ジャクソンとカーティス・シスゼックが旅人となり、各エリアの重鎮ライダーたちとセッションを繰り広げるのだが、クリス・ラズマン、ラスティ・オッケンデン、マット・ベルジール、ジョディ・ワシュニアックといったTHE MANBOYSクルー、マーク・カーターやブライアン・イグチといったジャクソンホールをホームとするレジェンドたち、ほかにもダスティン・クレイブン、オースティン・スウィーティン、DCPなど、豪華絢爛なライダー陣が名を連ねている。
ここまで説明すれば、本ムービーを観ないという理由はないはずだ。ちなみにタイトルの“HOLD MY BEER”とは、ビール瓶片手に飲んでいる人がバカげた行為で人目をひくために、「ちょっとビール瓶を持ってて。今からオレがやることを見てくれ!」という意味合いがある。ビール会社らしいコピーではあるが、本ムービーは常軌を逸しているという意味では、ある意味バカげていると言えるのかもしれない。
およそ25分間、雪崩などのリスクと表裏一体である美しいアクションの数々に酔いしれてほしい。