フリースタイルすぎるカービングターンを武器に人気を博するKORUA SHAPESが贈る『YEARNING FOR TURNING』が帰ってきた。Vol.9はHOMECOMINGと題され、いつにも増してキレッキレのターンが炸裂する。
パウダーエリアからグルーミングバーン、トランジションに至るまで、フィールドを問わず展開される美しいターンの数々。ハードなトリックとは一線を画するからこそ、老若男女問わず多くのスノーボーダーを虜にする。その理由は、カービングターンがメインだからといって型にはまったライディングスタイルではなく、冒頭で述べたようにフリースタイルだから。斜度に逆らうこともあれば、もちろんジャンプだって繰り出す。
さらに言えば、広大なバックカントリーではなく巨大なジャンプでもないからこそ、感情移入して観ることができるのだろう。彼らのように自由に滑りたい、そして、それを目指したい。そうした気持ちがモチベーションを一気に高めるわけだ。
この映像を観終えたとき、間違いなく滑りたくてたまらない衝動に駆られる。