フィンランド南部にあたるフィンランド湾の半島に位置する首都・ヘルシンキ。ヘイキ・ソーサやエーロ・エッタラなど、オールラウンドで活躍する名ライダーたちを輩出している。
その理由は、小規模ながらもハイクオリティなパークを完備したスノーリゾート・タルマまでヘルシンキの中心部からおよそ30分でアクセスできるため、反復練習に適しているからだろう。そこでトリックに磨きをかけるのだ。そのうえで、ヘルシンキの街中を舞台としたライディング映像を以前にRED BULLが制作した（記事はこちら）のだが、このようにヘルシンキの文化としてストリートスノーボーディングに対しての理解が深いということが挙げられるのかもしれない。こうしたフリースタイラーたちが憧れを抱く街にSALOMONクルーが滞在し、シューティングを行った。
運よく7年ぶりの大雪に見舞われたクルーは創造力が掻き立てられるようなストリートセクションを求めて、日照時間が短いながらも精力的に動いた。日が沈んでからはタルマへ赴き、パークでのセッションも敢行。クリス・グルニエ、ハリソン・ゴードン、セブ・ピカール、ライリー・ニッカーソン、ザック・ヘイルといった面々により繰り出されるクリエイティブなライディングが、およそ5分間にまとめられた本ムービー。
寒気が入り込んできて冬の足音が確実に聞こえてきたこのタイミングだけに、彼らのチームワークを眺めながらトリップの計画など立ててみてはどうだろう。