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大学時代に本気で打ち込み急成長した24歳。カッコよさにこだわる岡本史哉の美学
2019.10.25
高校まではサッカーに打ち込んでいたが、大学に進学するとボールを蹴ることはしなかった。その隙間を埋めるべく夢中になれる何かを探しているとき、年に数回だけ雪山へ赴く程度だったスノーボードの映像に心を奪われた。そして大学2年の冬、無茶を覚悟でライダーになることを志した岡本史哉。
季節を問わずライディングに打ち込み、大学4年の冬にはスポンサーを獲得した。卒業後、期待を胸にライダーの道を歩み始めるも、様々なジャンルが混在する日本のシーンに違和感を覚えたようだ。ライダーと呼ばれる人間は、とにかくカッコよくなければならない。それが彼の美学である。
そんな岡本がカッコよさを追求した映像作品がこちらだ。舞台はストリート。スノーボードに本気で取り組みだしてからわずか5年のキャリアとは思えない、こだわりが詰まった数々のフッテージが収録されている。その伸びしろを踏まえると、今後の飛躍が楽しみなライダーである。