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トップシーズンの豪州にBURTON×GoProクルーが潜入したロードトリップ記
2019.08.15
現在、トップシーズンを迎えている南半球はオセアニア。僕たちスノーボーダーにとってはうらやましいかぎりだが、今回はニュージーランドではなく、近年注目度が高いオーストラリアでのロードトリップ記をお届けしたい。
旅人はイタリアのマックス・ゼベ、アメリカのイーサン・デイス、そして、オーストラリアが誇るジブマスターのジャイ・カーニーという面々。BURTONクルーがスマートフォンではなくGoProを片手にクルマに乗り込み、旅に出た。
オーストラリアの南東部にスノーリゾートは集中しているわけだが、メルボルンから車で約3時間という好立地に位置するビクトリア州マウントブラーから本トリップはスタート。週末は混雑が避けられないという人気ゲレンデは日帰りツアーも多数組まれているようで、7月20日には今年で14回目を数えた人気イベント「BURTON CATTLEMAN’S RAIL JAM」が開催され、クルーもひさしぶりのコンテストを楽しんだ。
次なるスポットは、ニューサウスウェールズ州のスレドボ。シドニーから車で約6時間、キャンベラからは車で約3時間という立地で、パークの聖地と化しているペリッシャーに隣接している。リフト14基を誇る大型リゾートで、ホテルやロッジも多数。ジャイが同リゾートのアンバサダーということもあり、彼がホストを務める「JYE’S JAM」が7月24日に開催されるなど、豪州ではレールイベントが盛り上がっているようだ。
一行はビクトリア州に戻り、ラストに選んだゲレンデはフォールズクリーク。メルボルンからは車で約5時間とアクセスはさほどよくないが、日本ほど降雪に恵まれていないオーストラリアだけに、同州では最大の人工降雪機を有するゲレンデである。パークでのライディングシーンは等身大のアイテムばかりなので、滑りたい欲求が掻き立てられるのではないだろうか。加えて、ビレッジでのストリートライディングも堪能した。
全体を通してパークライディングを中心に、スレドボではフリーライディングも楽しんだクルーは、ボードを乗り換えてオーストラリアが誇る有名サーフスポット・ベルズビーチも訪れた。ビクトリア州トーキー近郊にあるこのポイントでのサーフィンの起源は、1930年頃まで遡る。この地で誕生したサーフブランドが冠のWCT(World Championship Tour)イベントが現在でも開催されるなど、世界中のサーファーがうらやむメッカである。
お盆休みでオーストラリアに滞在中の方やトリップを計画中というスノーボーダーは、ぜひとも参考にしてほしい。連休中で家族サービスに明け暮れているみなさん、お仕事中という人も息抜きがてら、本ムービーを楽しんでいただきたい。