MOVIE
パークは競技の舞台である前に遊び場なんだと表現する痛快ムービー
2019.08.09
スロープスタイル&ビッグエア大国であるノルウェーに出自を持ち、競技者として活動してきたブレージュ・ライヒェンベルクが制作するムービー『PARTY LAPS』は今年で3作目を迎えた。
そのほとんどがパークで撮影されているのだが、トリックの難易度やスピンの回転数にフォーカスを当てているムービーとは完全に一線を画する。競技化が加速し続けるシーンに対するアンチテーゼなのかもしれない。パークは競技の舞台である前に遊び場なんだと言わんばかりに、その楽しさしか表現されていない。まさしくパーティーラップである。
上手いキッズたちを尻目に人の目ばかりを気にして、転倒しない範囲内で守った滑りをしていてもつまらない。もちろんケガには気をつけたうえで、コケたっていいじゃん、楽しく滑ろうぜ! そのほうが面白いし、確実に上達するだろう。そんなフリースタイルスノーボーディングを改めて広めていきたい。