北海道・函館ローカルのTOOLATEより、最年少ライダーのフルパート動画が公開された。当時中学2年だった彼は、今年3月に行われたJSBA（日本スノーボード協会）全日本選手権ハーフパイプ種目のオープンクラスで4位に入るなどイマドキの若手スノーボーダー同様に生粋のコンペティターかと思いきや、本ムービーにはその肝心のパイプの映像が一切ない。
3分あまりに渡るフルパート動画は、卓越したスピントリックからジビングに至るまでのパークライディングに加えて、日が沈んでから繰り出し撮影されたストリートでのフッテージを中心に構成されていた。パイプ、パーク、ストリートの三拍子揃った若手ライダーは、日本中を探してもそう多くないだろう。当サイトには3年連続で登場、中学3年に進学したばかりの石本眞那斗だ。
「今シーズン、大会では全日本で4位と非常に悔しい思いをしたので、来シーズンに向けてしっかり準備していきたいと思います。撮影に関してはストリートが多めですが、パーク撮影も積極的に行っていきたいです。大会も撮影も垣根なく、すべてをこなせるライダーを目指しています」
シーズンオフに突入したスノーボーダーも多いかと思うが、受験生となった今も残雪を求めて山を登りライディングに明け暮れているという石本。これからの成長が楽しみで仕方ない。