BACKSIDE (バックサイド)

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MOVIE

大器の片鱗を感じさせる14歳・大橋陸飛の安定感あふれるパークライド

2016.09.18

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学校の夏休みを利用してオーストラリア・ペリッシャーのパークで滑り込んでいた14歳の大橋陸飛が、地元オーストラリアを代表するメディア・BOARDWORLDに取り上げられた。Phootstep Filmsが2日間密着して撮影された映像がこちらだ。

14歳と言えば、グローバルレベルの大会でトップを目指すライダーにとって、ひとつのターニングポイントになるのかもしれない。同年齢のときにUS OPENハーフパイプで2位になった國母和宏、X GAMESハーフパイプで2位に入った平野歩夢がその例である。しかし、ハーフパイプとスロープスタイルそれぞれの特性上、身体が成熟していない年齢だけに同等に比較することは難しいのかもしれない。ビッグエアでの踏み切りや着地など、欧米人との差が顕著に表れやすいからだ。
だが、この大橋の滑りは、その年齢を感じさせない安定感やスタイルを誇る。多くのジャンプ練習施設を有する日本だけに、1年ほど前からバックサイド1440などの高回転スピンのトレーニングを積むなど、世界中を見渡しても高水準なレベルである。こうしたテクニカルな要素に加えて、ジビングも含めた安定感やスタイルを持ち併せている点に注目したい。世界レベルで考えると日本のパークではジビングの練習をするための環境が乏しいため見劣りしてしまうわけだが、それを払拭するだけの滑りを披露してくれている。
大橋陸飛、14歳、中学3年生。注目だ。

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