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飛びすぎ注意! アプローチスピードの調整は慎重に
2016.08.30
パークに常設されているキッカーであれば、スタート地点が明確な場合が多いため、スピードが足りなくて届かないことはあれど、ランディングポイントを飛び越してしまうケースは少ないだろう。しかし、特にバックカントリーでは誰かがテストジャンプをしないかぎり、アプローチスピードを把握するまでは恐怖との格闘となる。これは4年前の映像になるのだが、フレデリック・カルバーマッテンのかなり飛びすぎた衝撃映像をご覧いただきたい。
ランディングバーンはノートラックのため、ファーストヒットであることは一目瞭然だ。回しすぎたのではなく、飛びすぎた結果、回りすぎてしまったのである。ゲレンデ内の自然地形に置き換えて考えてみても同様のことが言え、3Dトリックを仕掛けたときにボードからではなく身体から雪面に叩きつけられる危険性が高まるので、アプローチスピードの調整は慎重に。