ビッグマウンテンライダーとして知られる渡邊雄太。スティープな山々でラインを刻みながら、それらをフリースタイルで繋ぐ。オリジナリティ溢れるライディングスタイルを有するだけでなく、自らマガジンを編み、映像制作にも従事するというクリエイティブな一面ものぞかせる。
そんな渡邊がアラスカで刻んだ一本のラインを30秒に凝縮した映像が、彼の所属するプロダクション「HEART FILMS」より届いたので紹介しよう。以下は、HEART FILMSからのコメントだ。再生する前に、ぜひ一読いただきたい。

「アラスカで残せた渡邊雄太の一本のライン。切り立った山々に囲まれた氷河の奥地での撮影は難しい。青かった空に一瞬で暗雲が広がり、目の前が真っ白になるなんてよくあること。悪天候に加え、氷河の裂け目がそこら中で口をあけている状況で視界を奪われるということは死にも直結する。限られたチャンスを活かし、自分の限界を押し上げ、人を魅了するような映像を残すのは至難のわざなのだ」