INTERVIEW
平昌五輪の大舞台で躍動。予選惜敗も最高の滑りで“楽しめた”と語る大久保勇利
2018.02.11
17歳という若さでオリンピック初出場を果たした大久保勇利。スロープスタイル予選2本目のランで、スタイリッシュなバックサイド・リップスライドやミラーフリップなどで大観衆を沸かせ、ジャンプセクションではスイッチ・バックサイド1260→フロントサイド1080→バックサイド・トリプルコーク1440を2本目のランで決めるも、惜しくも予選通過はならなかった。しかし、彼はとにかく“楽しめた”と語り、オリンピックという大舞台でその存在感を世界中に知らしめた。
「楽しんで滑れました。自分のできる技を全部決めることができてよかったと思います。2本目のほうが緊張感なくいけたからよかったですね。リラックスできていたから、自分のやりたいルーティンにつなげることができました。初めてのオリンピックは、これまでトップライダーたちとなかなか滑ることがなかったので楽しめましたね。もちろん決勝に行って彼らともっとセッションしたかったので、悔しい気持ちのほうがデカいです。みんな真剣で、すごい緊張感があって、その中でも楽しめたのがよかった。世界との差は感じたけど、やっぱりすごいライダーたちは運もすごい! ちょうど風がないときに滑ってたりするんですよ。ビッグエアは1本目からミスのないように滑って、順調にいけるように頑張りたいです」