INTERVIEW
16歳の誕生日を自ら祝えず。平昌五輪スロープスタイルを終えた國武大晃に迫る
2018.02.10
2月10日、16歳となる自らの誕生日に挑むことになった平昌五輪スロープスタイルの大舞台。フロントサイド・ボードスライドからのスイッチアップやバックサイド270オンなど巧みなジブトリックを披露したが、ジャンプセクションではバックサイド・ダブルコーク1260からキャブ・ダブルコーク1260につなごうとするも、2本とも後者の着地に嫌われてしまった。そんな彼を大会直後に直撃。
「自分が下手クソすぎて悔しいです。キャブ・ダブルコーク1260はもっと姿勢を起こして飛ばないといけないんだけど、身体が倒れた状態で飛んじゃったから軸がバラバラになって着地が合わせられませんでした。緊張はしなかったけど、応援してくれてた人たちに申し訳ない気持ちです。誕生日だけど全然うれしくない。4年後に出ることができたら、それまでにスキルアップしたいです。オリンピックを楽しもうと思っていて楽しむことはできたけど、しっかり着地することができなかったので納得はしてません。自分がやってる技よりも海外のライダーたちは難易度が高い技をやってるので、そういった技を安定して出せるようにしたい。日本には大きなジャンプ台がないから、海外で集中してやりたいですね。スロープスタイルのほうが好きなんですけど、ビッグエアも残ってるので楽しみたいです」