BACKSIDE (バックサイド)

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INTERVIEW

「X GAMES ASPEN 2017」開幕直前の平野歩夢を直撃

2017.01.26

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世界中のスノーボーダーが熱い視線を送る世界最高峰のコンテストとして名高い、1月26日(木)から開幕する「X GAMES ASPEN 2017」。今シーズン、まだ大会に顔を出していない平野歩夢、平岡卓、角野友基ら日本のトップランカーたちの初戦ということもあり、現地に乗り込んで取材することにした。昨日お届けしたショーン・ホワイトに続き、昨シーズンの「X GAMES OSLO 2016」の覇者であり、初日のスーパーパイプに出場する平野歩夢に話を聞いた。

 

日本人らしい滑りで勝ちたい

 
「ひさしぶりの大会がX GAMESっていうのは、ある意味テンションが上がりそうですね。観客が一番多い大会だから、勝手に上がっていくような感じかもしれない。毎シーズン、初戦はいいスタートを切りたいと思ってて、その大会がX GAMESっていうのは、いつも以上に本気でいかなきゃいけない戦いになると思います。
2013年に銀メダルを獲ってからの4年間で、自分の滑りは毎年変わっていってると思うし、そのなかで結果が出る出ないはジャッジ次第だけど、そのことも考えてルーティンを組んで滑ることができるようになってきました。でも、今シーズンはスケジュール通りに動けなかったり、パイプの状況も場所によって違ったりして調整が難しかったから、そうした状況でいかに自分の滑りを出せるかにかかってきますね。大会慣れしてて、めっちゃいいパイプで滑ってきてるヤツらに負けない滑りをしなきゃいけない。だからいきなりすぎるけど(笑)、それができれば一番いいと思います。
オスロ大会で優勝したことが変なプレッシャーになってることはないし、あまり気にしてません。むしろ、金メダルはこっち(アスペン大会)で獲らなきゃいけないものだと思ってます。X GAMESっていったらアメリカでは知らない人がいないような大会だろうし、招待されてるライダーたちはみんなそれぞれのスタイルを持ってるから、そのなかで日本人らしい滑りを魅せたい。それで、日本人が勝ったっていうイメージが残ってほしい。だから、いつもどおりの技はもちろん決めつつ、何か追求できるものがあればそれを求めていきたいですね。その結果として日本人らしい滑りで勝つことができれば、それがカッコいいと思うから」

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