INTERVIEW
FREESTYLE MIND Vol.1 ~國母和宏~
2016.08.19
フリースタイルスノーボーディングを通してスノーボーダーとしてのアイデンティティが形成され、雪山に生きることで自然との調和を原点とした人間力が高まっていく。自由だからこそ能動的に物事を思考し、それを表現するスノーボーダーたち。そんな彼らのフリースタイルなマインドに迫るショートインタビュー連載。
フリースタイルスノーボーディングとは「オリジナルな滑り」
昨夜のBACKSIDEローンチパーティーにスペシャルゲストとして参加してくれた國母和宏。言わずと知れた世界のKazuが考えるフリースタイルスノーボーディングとは?
「その言葉のとおり自由なもので、仮にオレが見たいフリースタイルスノーボーディングは?って聞かれたら、バッキバキのスキルが表現された滑りを見たいですね。自由なスノーボーディングってやっぱりスキルも伴うから、異次元なライディングって意味じゃなくて、誰も真似できない、オリジナルな滑りがフリースタイルスノーボーディングだと思います」
世界のトップに立ち、誰かを追いかけるわけではなく自ら道を切り拓いていく立場にあるプロスノーボーダーであるだけに、その言葉には重みを感じた。
一般スノーボーダーに置き換えて考えてみても、自由に表現するための滑走力を養う必要はあれど、滑れば滑るほど可能性が広がっていき、その先に自分だけの“何か”が生まれるはずだ。
photo: Hikaru Funyu