HOW TO
【オフシーズン必読】あなたのボードは大丈夫?
2019.05.30
新潟・かぐらのシーズン営業も終了し、いよいよ日本では本格的なオフシーズンに突入。ジャンプ練習施設や室内ゲレンデ、はたまた南半球へのトリップを目論んでいるという読者諸兄姉もいることだろうが、多くの社会人スノーボーダーは来冬に向けてオフを楽しむ!というスタンスなのではないだろうか。そして、来シーズンも引き続き、現在所有しているボードにまたがるという人も少なくないはず。そこで、愛用ボードに長く乗るための保管方法を伝授したい。
まず最優先してケアしたいのがソールだ。いくらハイエンドモデルの高級ソールだからといってメンテナンスを怠ってしまえば、シーズン中もまめにワックスをかけていた低価格帯のソールに劣ってしまう結果に。付着した汚れをしっかり落として、正しいワクシングを行っていただきたい。
また、ボードにはコアと呼ばれる木材が内側に入っているのはご存知だろうが、この伐採された木材はしっかり生き続けている。周囲の湿度に反応して、湿気を吸い込んだり、吐き出してたりしているのだ。だからこそ、湿気が多い場所での長期保存は絶対にNG。コアが膨張してしまったり、反対に乾燥しすぎていると収縮してしまうケースもある。言うまでもないが、直射日光が当たる場所での保管は厳禁。
シーズン中、毎週滑りに行く場合でもバインディングのビスを少し緩めていたほうがボードが長持ちするという話を耳にしたことがある人も多いかもしれないが、長期保管であればなおさら。バインディングを外した状態で、直射日光が当たらない湿気の少ない場所で保管しよう。