HOW TO
ボードの寿命ってどれくらい?
2016.08.18
見極めが難しいので滑走日数を目安のひとつに
ボードの芯材にはあらゆる種類のウッドが採用されているため、いずれヘタりが生じて本来の性能が発揮されなくなる。手で押してみて反発が弱いと感じたり、不整地で想定以上にバタついたり、オーリーのレスポンスが悪く感じたり、カービングターン時のキレが悪くなったり……。
とは言え、これらを基準に判断することは難しいだろう。キャンバーボードであれば、ソール面を下に向けて床に置いたとき、センター部分が床面につくようであれば間違いなく買い替えのタイミングだ。しかし、ロッカーボードなど、センター部分が船底のような形状のボードになると、この判断方法ではわからない。
そこで、滑走日数を目安に考えよう。一般的には50~60日程度とされている。毎週滑りに行くスノーボーダーであれば、2シーズンに1回は買い替えたほうが快適なスノーライフが送れるということ。ただし、ライディングスタイルによって消耗具合が変わってくるということは言うまでもないだろう。パークやパイプでハードに滑走する場合は、寿命はさらに短るなるというわけだ。頭に入れておこう。
photo: Akira Onozuka