BACKSIDE (バックサイド)

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AyumuHirano

COLUMN

あの感動から2年──平昌五輪ハーフパイプでのショーンと歩夢の激闘を振り返る

2020.02.14

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今なお、バック・トゥ・バック(連続)ダブルコーク1440という奇跡のルーティンは誰も成功していない。
 
2年前の今日行われた、あの世紀の一戦は記憶に新しいことだろう。そう、平昌五輪ハーフパイプ男子でのショーン・ホワイト(アメリカ)と平野歩夢の激闘だ。
 
金メダルを獲得したショーンと同銀メダリストの歩夢の両名は、2020年の東京五輪に向けてスケートボードでの出場を目指すという理由からすべてのハーフパイプ大会に出場していない。あれから2シーズンが経過した現在、同銅メダリストのスコッティ・ジェームス(オーストラリア)が2018-19シーズン以降、11連勝中。無敗の王者として君臨している。
 
そのスコッティはフロントサイド、バックサイド、スイッチバックサイドと3方向へのダブルコーク1260を武器としており、今シーズンのLAAX OPENで自身初となるフロントサイド・ダブルコーク1440に成功したばかりだ。
 
しかし、スケートボードも巧みに操る先述したふたりは、フロントサイドとキャブのダブルコーク1440、そしてフロントサイドとバックサイドのダブルコーク1260(回転数は同じだがショーンのそれは縦軸が強いダブルマックツイスト1260)をそれぞれ、2年前にバック・トゥ・バックで決めていた。さらに言えば、ショーンはそれぞれの連続技の間に低回転スピンにあたる540を入れることで呼吸を整えて後半のバック・トゥ・バック1260につなぐのだが、歩夢のそれはファーストヒットにメソッドエアを繰り出した後は、1440と1260の超大技コンボを続けざまに繰り出すという常軌を逸した驚愕ルーティンだった(映像はこちらから)のだ。
 
歩夢の滑りはもちろん、ショーンのランも観たうえで衝動が抑えきれなくなったという読者のみなさん、こちらに大会のリプレー動画をリンクしておくので、あの感動をもう一度。

rider: Ayumu Hirano
location: PyeongChang 2018 Winter Olympics at Phoenix Snow Park, South Korea in 2018.
photo: Mark Clavin
text: Daisuke Nogami(Editor in Chief)

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