BACKSIDE (バックサイド)

BACKSIDE (バックサイド)

https://backside.jp/backside-session1/
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FEATURE

シーズン序盤からパウダー三昧で贅沢すぎた「BACKSIDE SESSION #1」@苗場ルポ

2022.02.26

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2021年12月下旬、警報級の大雪に見舞われる中、今シーズン最初の「BACKSIDE SESSION」を敢行。昨シーズン、いわゆる“滑ろう会”として初開催し盛況だったことを受けて、今シーズンより始動しているスノーボードコミュニティ「BACKSIDE CREW」の活動の一環として、毎月みんなでコミュニケーションを図りながら滑ろう!という趣旨のもと行っている。
 
当初は新潟・かぐらでのセッションを予定していた。有料会員であるFRESHFISHメンバーの希望者と、無料会員のSTALEFISHメンバーの当選者を合わせた限定10名と、メーカー勤務のゲスト2名、そして僕(編集長)の総勢13名でのセッションを予定していたのだが、2名が交通機関の影響により参加を断念。豪雪の影響は参加者の人数だけでなく、開催場所にも影響をもたらした。かぐらのリフトが運休する可能性があるということで急遽、開催地を苗場に変更することになった。
 
事前に「BACKSIDE TALK SESSION」というオンライン交流会を通してFRESHFISHメンバーとは言葉を交わしていたわけだが、リアルでは初対面になる。コロナ禍により一般化した出会い方ではあるが、同じスノーボードを愛する者同士ということもあり、初対面とは思えないほど一瞬で距離感は縮まった。挨拶もほどほどにセッションスタート!
 

BacksdieSession_Opening

CREWを募った思いや自己紹介などを駆け足で行い、いざセッション開幕

 
実のところFRESHFISHメンバーには、平昌五輪女子ハーフパイプ日本代表の大江光(ヒカル)さんが所属している。現在は東京・原宿に位置するBURTON FLAGSHIP STOREに勤務しながらライディングに明け暮れているわけだが、これまでは選手としてハーフパイプを中心に活動してきており、引退後に上京したこともあって滑る仲間がほしい、という動機でCREWに加入。本セッションでは紅一点ながら、オッサンが中心のメンバーたちに刺激を与えていた(笑)
 

HikaruOe

FRESHFISHの3名を従えてパウダーライドを楽しむヒカル

 

HikaruOe_Portrait

「スノーボード好きな方が集まるこういう一日って自分にとってもすごくいい刺激になります。普段とは違うコミュニティが作れたらなと思っているので、また来月以降も参加したいですね」──ヒカル

 
秋田から遠路はるばる参加してくれた三熊直樹(クマ)さんは会社を経営する傍ら、青森スプリングリゾートをホームゲレンデとしてライディング活動をしている。本セッションに参加するために数日前から新潟エリアに潜伏していたそうで(さすが経営者!)、この日の朝、あまりの雪の多さに道の駅でスタックしたところ、偶然にも救出してくれたのが同じくFRESHFISHの山口卓哉(タクヤ)さんだったという偶然も重なった。これもある意味運命か?
 

NaokiMikuma

カメラに手をふる余裕ぶりのクマ。その後ろはタクヤ

 

NaokiMikuma_Portrait

「今日は最高に楽しかったです!」──クマ

 
そのタクヤは愛車に愛犬であるミニチュアダックスとボルゾイ(ロシア原産の大型のサイトハウンド)を乗せてセッションに参加してくれた。長野・高井富士や新潟・妙高エリアをベースに活動しており、40代ながらもバリバリのフリースタイラー。なんとジャンプ施設でフロントサイド1080を操る腕前を誇る! 年齢問わずフリースタイルスノーボーディングを掲げているメディアだけに、今後タクヤの存在がCREWを刺激することになるだろう。
 

TakuyaYamaguchi

スピード感あふれるタクヤのパウダーライド

 

TakuyaYamaguchi_Portrait

「知らない人たちと初めて会って一緒に滑り、普段得られない刺激をもらうことができました。それと同時に、自分の目標ややらなきゃいけないことが見えてきて、今シーズンも楽しく頑張りたいなーと思わされました」──タクヤ

 
先に述べたBACKSIDE TALK SESSIONで滑れる喜びについて語り出したとき、これまで多忙な仕事で思うように滑ることができなかった苦労が蘇って男泣きしていた熱きスノーボーダー、冨内俊卓(トシ)さん。野沢温泉を中心に滑っているトシは、5児の父でもある。このセッションの後も野沢温泉に移動して5日間に渡るロードトリップを楽しんでいた。セッション中も率先して行動してくれる、FRESHFISHとSTALEFISHの架け橋的存在だ。
 

ToshitakaTomiuchi

パウダースノーでもトライポッドをクールに決めるトシ

 

ToshitakaTomiuchi_Portrait

「野上さんがCREW募集のときに掲げていた“フリースタイルが足りない”というスローガンがありましたが、今日は“足りすぎ”ていました!」──トシ

 
この時点ではSTALEFISHメンバーとして当選し、参加してくれた佐藤潤一(サトウ)さん。セッションが始まるやいなやリフトで相乗りすると、BACKSIDEでの僕の発信についてものすごく共感できると、とてもうれしい言葉をかけてくれた。今シーズン初滑りといいながらも、豪快なライディングスタイルを披露。そしてこのセッションを終えると、晴れてFRESHFISHに加入してくれていた。ようこそ!
 

JunichiSato

豪快にスプレーをあげながらハイスピードで駆け抜けるサトウ

 
STALEFISHから参加してくれたホシタカヒロさん(画像スライダー1枚目)、角谷宏之さん(2枚目)、谷塚浩大(3枚目)さんという40代、30代、20代のメンバーたちもセッションを楽しんでくれていたようだ。「選ばれると思ってなかったので正直ビックリだったんですけど、めちゃくちゃよかったですね(ホシさん)」「たくさん撮影をしてくれてすごく楽しかったです(角谷さん)」「みなさんのアツい滑りに非常に興奮して、自分自身も攻めた滑りができて最高でした(谷塚さん)」というコメントをいただいた。
 
また、BURTONから参加の石原公司氏(画像スライダー4枚目)、NEW BALANCEから参加の福地正明氏(5枚目)も濃いスノーボーダーたちの滑りに刺激を受けていたようだ。
 

トシが言うように「フリースタイルが足りない」から“シーンを共創しよう”というキャッチコピーを掲げて募集したBACKSIE CREWによる初のリアルイベントは、全国各地から集まったフリースタイルな人種たちが滑りながら語り合う価値あるセッションとなった。僕もCREWに背中を押され、普段の仲間たちと滑る以上の刺激を受けながら充実した時間を過ごすことができた。
 

DaisukeNogami

シーズン序盤からメンツも雪も最高だった

 
次回は1月上旬に開催した「BACKSIDE SESSION #2」@野沢温泉のレポートをお届けする。
 

BACKSIDE CREW 2022
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text: Daisuke Nogami(Chief Editor)
photos: Yuto Nishimura
special thanks: Naeba Ski Resort

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