MOVIE
クリエイティブに仲間たちと遊ぶフリースタイルなスノーボーディングを捧ぐ
2018.07.02
創造性豊かなパフォーマンスで多くのスノーボーダーを魅了するフォレスト・ベイリーがプロデュースする映像プロジェクト、frontside, backsideより『FSBS4』が公開。9分あまりのムービーには、仲間たちと楽しむ姿勢とともに、先日亡くなったディロン・オジョへの追悼の意が表されている。
本ムービーは2部構成になっており、前半はどんなロケーションでも遊び場に変えてしまうフォレストの創造力や発想力が絶妙に描写されている。これぞまさしく彼の真骨頂だ。
そして後半には、さる5月に米オレゴン州マウントバチェラーで開催された、マックス・ワービントンがオーガナイズするクォーターパイプセッション「QP CAMPOUT」を収録。ここでもクリエイティブな滑りが拝めるわけだが、見どころはそれだけじゃない。参加ライダーたちによるノーフットやスノースケートなど自由気ままな滑りを観ていると、日本ではクォーターパイプは減少の一途をたどっているものの、ライディングスキル問わずセッションしたくなること請け合いだ。
こうしてクリエイティブに仲間たちと遊ぶフリースタイルなスノーボーディングこそが原点であり、フォレストが表現したい大切なものなのかもしれない。その大切な何かをディロンへ捧げているように映るのは筆者だけではないはずだ。