NEWS
平昌五輪ビッグエアで銀メダルを獲得した超個性派ライダーがマンモスで大暴れ
2018.05.08
BSトリプルコーク1440という複雑難解な高回転3Dスピンにジャパングラブを入れることで一瞬回転が止まったかのような表現方法を用いたかと思えば、FS1440を回しながら両手でテール付近をつかむブラッディドラキュラと呼ばれる超個性的なグラブを組み込むなど、周囲のライダーとは一線を画する独創的なライディングが評価され、平昌五輪ビッグエアで銀メダルを獲得したアメリカのカイル・マック。そんな彼は、この時期になると世界中から多くのプロスノーボーダーが集結することで有名なカリフォルニア州マンモスマウンテンが誇る春パークにて、やはり大きな注目を集めている。
米TRANSWORLD SNOWBOARDINGが贈るクラッシュ映像『MONDAY MALLET』で逆エッジによる強烈すぎる転倒が取り上げられたかと思えば、米SNOWBOARDER MAGAZINEのInstagramではウォールからのアンビリーバブルなテイクオフが公開されるなど、話題に事欠かないカイル。
誰もが憧れを抱くクールなトリックの裏側には、大きな代償がつきものということなのだろう。ケガには十分に気をつけたうえで、転倒に恥じることなく攻める姿勢も大切ということだ。