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角野友基が準決勝4位でUS OPENスロープスタイル決勝進出。大塚健も5位と健闘
2018.03.08
米コロラド州ベイルリゾートで行われていた男子スロープスタイル・セミファイナルが先ほど終演し、角野友基が4位、大塚健が5位で9日のファイナルへと駒を進めた。國武大晃は19位と、10名で行われる決勝へは進むことができなかった。
1位はマーク・マクモリス(カナダ)、2位はマーカス・クリーブランド(ノルウェー)、3位はクリス・コーニング(アメリカ)。
角野、大塚ともに、ラストジャンプのBSトリプルコーク1440の大きさが際立っており、着地時の強烈なストンプが印象的だった。また、角野のスイッチアップからの270アウトなど、日本人ライダーの課題ともされていたジブでの上手さが光っていた。
その角野は大会直後に次のように語ってくれた。
「1週間くらい早めにコロラド入りしてたんですけど、初日に脳震盪をくらってしまってあまり調整ができていませんでした。公式練習でも上手くいかなかったんですけど、本番ではしっかり合わせることができてよかったですね。頭のこともあったので、公式練習の初日はジャンプを一本も飛ばずに、昨日も全方向720くらいまでしかやってなかったので、本番では(BS)トリプル(コーク1440)を打たなくてはいけなかったから恐怖心はありました。若いライダーも出てるので、ちょっとはアニキ分らしい滑りを見せられたかな。オリンピックを見てて悔しい思いをしたから、決勝ではそいつらと一緒に戦って勝ちたいですね」
明後日のファイナルで角野は大暴れすることだろう。大塚とともに、日本人ライダーの躍動が楽しみで仕方ない。
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