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ショーンが人生2度目の100点スコアでW杯ハーフパイプ優勝。戸塚は3位
2018.01.14
まさかのパーフェクトスコア。難易度で言えば、現時点での最強ルーティンが誕生した。米コロラド州アスペン・スノーマスで行われていたFISワールドカップ・ハーフパイプ決勝で、ショーン・ホワイト(アメリカ)が大逆転劇を演じたのだ。
ひとり3本のランを行いベストランのスコアで争われたのだが、後がなくなったショーンは3本目にFSダブルコーク1440→CABダブルコーク1080→FS540→BSダブルコーク1260(ダブルマックツイスト)→FSダブルコーク1260と、ダブルコーク1260以上のスピントリックを5ヒット中3トリックも入れ込んで100点満点を叩き出した。FIS大会ではないが、2012年のX GAMESアスペン大会以来、人生で2度目のパーフェクトスコアということになる。
今大会はアメリカ代表選考レースを兼ねており、平昌五輪ハーフパイプの決戦日まで1ヶ月を切っているだけに、当然ながらハイレベルな戦いとなった。2位のスコッティ・ジェームス(オーストラリア)はスイッチBSダブルコーク1260という秘密兵器をついに大会で初成功させ、3位に入った戸塚優斗もラストヒットでFSダブルコーク1440をメイク。順調な仕上がりを見せるとともに、平昌五輪での争いが予想できる展開となった。
なお、今大会にはすでにオリンピック出場の内定を受けている平野歩夢は出場していない。もちろん、これら以上のルーティンを狙ってトレーニング中である。
ほか日本人ライダーは安藤南位登が7位、平岡卓は予選で涙を呑んだ。
女子はケラルト・カステリェト(スペイン)がFS1080やFS900を決めて、女王クロエ・キム(アメリカ)を従えて優勝を飾った。大江光は5位、今井胡桃は7位、松本遥奈は8位でフィニッシュ。冨田せなは予選で敗れていた。
男子結果
1位 ショーン・ホワイト(アメリカ)
2位 スコッティ・ジェームス(オーストラリア)
3位 戸塚優斗(日本)
7位 安藤南位登(日本)
14位 平岡 卓(日本)
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女子結果
1位 ケラルト・カステリェト(スペイン)
2位 クロエ・キム(アメリカ)
3位 マディ・マストロ(アメリカ)
5位 大江 光(日本)
7位 今井胡桃(日本)
8位 松本遥奈(日本)
10位 冨田せな(日本)
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