MOVIE
トラビス・ライスの鮮烈デビューが収録された超貴重映像
2017.07.16
世界各国のスノーボーダーたちが一堂に会する春恒例のパークイベント「SUPERPARK」。その歴史を紐解くムービー第2弾には、タイトルにも綴ったようにトラビス・ライスの鮮烈デビューが収録されている。
時は2001年。当時18歳だったトラビスは、地元であるワイオミング州からカリフォルニア州マンモスマウンテンまで1,300km以上の道のりを車で移動して参加。その疲れもなんのその、超特大のBS360で112フィート(約34m)の飛距離を叩き出し、会場にいた全スノーボーダーたちを驚愕させることに。その巨大エアを運良くビデオに収めることができたABSINTHE FILMSのジャスティン・ホスティネック氏は、即座にトラビスをスカウト。この時点ではフッテージがまったくなかったわけたが、残雪を求めてアラスカ・ヘインズへと撮影に旅立った。ここで、数多くのジャンプポイントを発見してフッテージを残すことに成功。同プロダクション作『TRANSCENDENCE』でオープングパートを獲得し、世界中にその名を轟かせたのだった。
無名時代からズバ抜けたスキルを持ち合わせていたトラビスだが、SUPERPARKという舞台があったからこそスターダムにのし上がることができたわけだ。