BACKSIDE (バックサイド)

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雪山から生まれたSALOMONが、売上30億ドル規模へ。ウィンタースポーツが占める割合は約15%

2026.09.27

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スノーボードやスキーを楽しむ人にとって、SALOMON(サロモン)と聞いて真っ先に思い浮かぶのは、やはり雪山だろう。しかし現在、同ブランドの売上に占めるウィンタースポーツの割合は約15%だという。

SALOMONを傘下に持つアメアスポーツは9月17日、フランス・アヌシーにあるSALOMON本社でインベスターデイ(投資家向け説明会)を開催。そこで、2028年までにSALOMONの年間売上高を30億ドル(約4,720億円)規模に成長させる目標を明らかにした。2026年末には25億ドルを超える見込みだという。

興味深いのは、その事業構成だ。現在はスポーツスタイルが約40%、パフォーマンスフットウエアが約30%、ウィンタースポーツが約15%。残る約15%をアパレルやバッグなどが占めている。

つまり、かつて雪山のイメージが圧倒的だったSALOMONにとって、現在もっとも大きなビジネスとなっているのはスポーツスタイルだ。その象徴とも言える「XT-6」などのフットウエアは、アウトドアの領域を越えて世界のストリートでも支持を集めている。

こうしたブランドとしての広がりは、スノーボーダーにとっても魅力になっている。2024年にSALOMONへ移籍した村瀬心椛は当時、弊メディアの取材に「スノーボードはもちろんですが、ファッションなど、ほかのジャンルにも力を入れているブランドなので、その点もカッコいいと思っていました」と語っている。

事業領域を大きく広げているSALOMONだが、ルーツである雪山から離れたわけではない。アメアスポーツは、ウィンタースポーツ事業についても成長を続けていると説明している。雪山をはじめとするパフォーマンス領域で培ってきたものを、ランニングやスポーツスタイルへと広げてきたことが、現在のSALOMONの成長につながっているわけだ。

1947年、フランス・アルプスのアヌシーで誕生したSALOMON。雪山から始まったブランドが、約80年を経て30億ドル規模を目指すまでに成長した。その現在地を示す「ウィンタースポーツ15%」という数字は、スノーボーダーにとって興味深いものではないか。

text: Daisuke Nogami(Editor in Chief)
photo: SALOMON SNOWBOARDS JAPAN

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