BACKSIDE (バックサイド)

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COLUMN

記録的暖冬は再び訪れるのか。2026年後半に“パワフル”なエルニーニョ発生の可能性

2026.05.10

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2026年後半にかけて、強いエルニーニョ現象が発生する可能性が高まっている。

世界の主要な気象モデルのほぼすべてがエルニーニョへの移行を示しており、その中央値は「かなり強い規模」を予測。一部研究者は「近年でも最強クラスのひとつになる可能性がある」と分析している。

今年4月にラニーニャ現象が終息したばかりだが、赤道付近の海面水温はその後、急上昇。NOAA(アメリカ海洋大気庁)は4月時点で“強いエルニーニョ”の確率を25%としていたが、その後も海水温は上昇を続けている。

断定できる段階ではない。春はエルニーニョ予測がもっとも難しい時期であり、「歴史レベルとまでは言えない」と慎重な見方を示す研究者もいる。

ただ、あの冬を思い出してしまう。

2019-20シーズン。記録的暖冬と深刻な雪不足に見舞われた。トップの写真は2020年1月24日に撮影したものだ。新潟・苗場のホテル前では雪が途切れ、コンクリートがむき出しになっていた。トップシーズンなのに、である。

エルニーニョが必ず暖冬をもたらすわけではない。気候パターンは毎回異なる。ただ、気候の振れ幅が大きくなっていることは確かで、それはスノーボーダーにとって他人事ではない。滑れる時期、雪質、向かうべき山。そのすべてが、少しずつ変わり始めている。

来冬がどうなるのかは、まだ誰にもわからない。ただ、“いつもの冬”が約束されている時代ではなくなっている。それだけは確かだ。

text + photo: Daisuke Nogami(Chief Editor)

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