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大塚健が参戦、決戦の舞台は妙高。NATURAL SELECTION TOUR新章「SUPER SESSIONS」
2026.01.13
NATURAL SELECTION TOUR(以下、NST)が今シーズンから新しい入口となるフォーマットを用意した。これまで予選に位置づけられてきた「DUELS」に代わり、初戦ステージとして導入されるのが「SUPER SESSIONS」である。名前が変わっただけではない。ヘッド・トゥ・ヘッドの対戦形式ではなく、より協働的なセッション形式へと更新される。
SUPER SESSIONSは、カナダBC州レベルストークで行われる本戦「YETI NATURAL SELECTION Revelstoke」へ進むための予選だ。ただし今回は、勝ち抜き戦ではない。ラインチョイスと個の表現、そして創造性を前面に押し出す設計に進化した点が面白い。NSTが強みとしてきた自然地形、あるいは拡張された地形での表現を、より濃く見せる方向へ舵を切ってきた。
開催地は世界3箇所。男子は日本・妙高とアメリカ・ユタ(パウダーマウンテン)の2会場に分かれ、女子はカナダBC州ウィスラー近郊(ジャーニーマンロッジ)で実施される。 そして、SUPER SESSIONSを勝ち上がった女子1名+男子4名が、レベルストーク本戦へ進む。
日本のスノーボーダーにとって見逃せないのは、やはり妙高が再び舞台として選ばれていること。さらに、大塚健の名前が入ったことだ。マイルズ・ファロン、メイソン・レメリー、マッテオ・マシッティらとのセッションが繰り広げられる。北京五輪を最後に競技者から表現者へと転身し、パークで培ったライディングスキルを武器に、自然地形で独創性と技術力を掛け合わせてきた健。SUPER SESSIONSで彼らしいライディングスタイルが、世界の度肝を抜く日も近い。
パウダーマウンテンではギャレット・ワーニック、ブリン・アレクサンダー、ブレイク・ポール、ジャーニーマンロッジではエンニ・ルカヤルビ、マリッサ・クラフチャク、ケイティ・ケネディ、ステフィ・ラクストンらのセッションが行われる。
この新ステージは、オリンピックのような「完成度の競争」とは別のベクトルで、いまのフリースタイルスノーボーディングをどう押し広げていくのか。その輪郭をよりはっきり見せてくれるはずだ。なお、RED BULL TVではSUPER SESSIONSが2026年2月24日(火)にプレミア公開され、レベルストーク本戦は2026年3月(10〜15日頃)にライブ配信される予定となっている。
text: Daisuke Nogami(Chief Editor)




