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猛暑から一転、冬の足音が近づく。寒候期予報が告げる“最高シーズン”の予感
2025.09.23
この冬を占う寒候期予報が発表された。気象庁や複数の天気予報サイトによれば、今季はシベリア高気圧の張り出しが強まり、例年より早いタイミングで寒気が日本列島へ流れ込む可能性が高い。偏西風の蛇行や西からの湿った空気の流れも相まって、日本海側を中心に降雪は早まり、しかもまとまった雪に恵まれるシーズンになると見込まれている。
特に12月から1月にかけては寒気の襲来が繰り返される見通しで、「大雪シグナル」が点灯する場面もありそうだ。スノーボーダーにとってはシーズンインが加速する朗報であり、初滑りの瞬間は想定より早く訪れるかもしれない。
四季ではなく二季に近づきつつあるからこそ、準備に遅れをとりたくない。プロダクトの買い換えを予定している人はもちろん、エッジの手入れやワクシングに至るまで。もちろん、フィジカル面も。細部にまで目を配ったスノーボーダーほど、最高のファーストトラックを刻める。
寒候期予報が示すのは、最高の冬が訪れる兆し。そして、一期一会の斜面に出会う準備を急げ、という合図にほかならない。
photo + text: Daisuke Nogami(Chief Editor)