BURTON（バートン）が公式の下取りサービス「Trade-in Program」を全国6ストアで開始した。ボード、バインディング、ブーツが対象で、BURTON製品に限らない。ライディングに支障のないギアであればブランドを問わず下取り可能という、柔軟な仕組みだ。

たとえば使用済みのボードを持ち込めば、最新モデルのボードを10,000円引きで購入できる。バインディングやブーツもそれぞれ5,000円の下取り対象となり、1会計の上限は20,000円。セール品は対象外だが、25-26シーズンのニューモデルをより手に入れやすくする制度となっている。

1977年の誕生以来、スノーボードのカルチャーを牽引してきたBURTONは、ブランドのパーパスとして「地球や人にとって安全で長く使えるプロダクトをつくる」ことを掲げている。今回のプログラムはその理念に矛盾するものではなく、ギアを眠らせず循環につなげることで環境負荷を減らし、スノーボーダーたちがよりよいプロダクトで雪と向き合う機会を広げるものだ。すでに世界的に広がっているサステナブルな流れを、スノーボードの現場に落とし込む試みといえる。

遊び続けるために、どんなギアを選び、どんな環境を残していくのか。スノーボーダーの一人ひとりに問いかける取り組みである。下取り対応ストアなどの詳細についてはBURTONの公式ページをご覧いただきたい。

text: Daisuke Nogami（Chief Editor）