BACKSIDE (バックサイド)

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ショーン・ホワイトが「THE SNOW LEAGUE」クルーとともに登場。“競う”のではなく“自由に遊ぶ”、真夏のセッション

2025.07.19

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「THE SNOW LEAGUE」のシグネチャーウィークが、米オレゴン州マウントフッドで行われているHIGH CASCADE SNOWBOARD CAMP(HCSC)内で、7月6〜12日にかけて開催された。
THE SNOW LEAGUEとは、ショーン・ホワイトが運営するハーフパイプの新たなプロリーグだ。ショーン自身がHCSCの親会社に出資している背景もあり、今回のシグネチャーウィークが実現。コンテストとは一線を画した、自由度の高いセッションとなった。
映像には、ショーンが仲間とともに本気で遊ぶ姿が収められている。ソルトレイクシティ五輪ハーフパイプ銅メダリストで、かつてショーンのコーチを務めたJJトーマス、そして弟子であるトビー・ミラーも登場。さらに、パット・ムーアやオースティン・スミスといった往年のライダーたちもパイプで思い思いのスタイルを魅せている。
とはいえ、主役はハーフパイプだけじゃなかった。セッション1から参加しているマイルズ・ファロンが、このウィークでも独壇場と言える存在感を放っている。ナチュラルヒットからフラットバーン、リフト乗り場までを自在に遊ぶ彼の滑りは、クリエイティブかつテクニカル。フリースタイルスノーボーディングの本質をそのものだ。
THE SNOW LEAGUEはハーフパイプの未来を描くリーグ。HCSCの中心にもパイプがある。けれど、雪上のすべてをひっくるめて「滑ることそのもの」を楽しむ空気。それこそが、サマーキャンプの真骨頂だ。

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