きたる秋、雪の便りが訪れる前に、スノーボードの“創造力”に触れてみてはいかがだろうか。今年で3回目を迎える「COWDAY SNOW CREATIVE FEST 2025」が、11月8日（土）に開催されることが発表された。
本イベントはスノーボードの自由な表現に光を当てる、写真・映像のコンテストイベント。3〜10分以内のムービーで争われる「映像部門」、一枚に凝縮された想いを競う「写真部門」、そして今年から新設された「ショート動画部門」の3部門で作品を募集しており、賞金総額は60万円にのぼる。
注目したいのは、その審査テーマである「バズるより、ぶっ刺され」。SNSでの拡散を狙うより、誰かの心に深く残るようなスノーボード作品を求めている。その姿勢は、大量消費される映像が日々更新されるなかで、見失われがちな“衝動”や“動機”に改めて向き合わせてくれるはずだ。
表彰式と上映会は、同じタイミングで開催される「東京雪祭SNOWBANK PAY IT FORWARD」の会場である東京・渋谷の代々木公園近くで予定されており、都心にいながら雪山の空気を感じられる一日になるだろう。審査は8月末までの応募期間を経て、9月に一次審査、10月にCOWDAY公式アカウントでのライブ配信を予定している。詳細については、こちらの公式ページからご確認いただきたい。
プロ・アマを問わず誰でもエントリー可能だ。自らの“表現”に自信のあるスノーボーダーは、ぜひこの機会にシーンに一石を投じてほしい。