BACKSIDE (バックサイド)

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昨シーズンの鬱憤を晴らすかのように豪雪とともに開幕したオーストラリアのいま

2025.06.09

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オーストラリアのスノーシーズンが、近年まれに見る大雪とともに幕を開けた。週末にかけてビクトリア州およびニューサウスウェールズ州(以下、NSW州)の各スノーリゾートに降り注いだ恵みの雪が、シーズンインとともに初パウダーという祝福をもたらした格好だ。
なかでも注目すべきは、ビクトリア州のマウントホッサムで観測された51cmの積雪。オーストラリアで50cm超の新雪は稀であり、オープニングウィークとしては理想的すぎるコンディションと言える。NSW州のペリッシャーでは35cm、スレドボでも26cmを記録しており、各地のスノーリゾートが一気に冬モードへと突入した。
さらなる朗報も。ビクトリア沖で低気圧が発達しており、高地エリアでは火曜日までに最大70cmの降雪が予想されている。
昨シーズンは暖冬の影響により、多くのリゾートが予定よりも早く営業を終了せざるを得なかった。だからこそ、このスタートダッシュが持つ意味は大きい。オーストラリアのスノーボーダーにとって、2025シーズンは幸先のよすぎるスタートを切ったと言っていい。
すでに今シーズン最大級とも言えるこの豪雪による勢いが、どこまで増すのか。赤道を挟んで北側に位置する小さな島国から見守っていきたい。
 

 

 

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