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MOVIE
川場を知る人なら必ず上り下りしたことがある階段で小川凌稀と久保田空也がまさかのセッション
2025.02.14
さる1月15日、群馬・川場にて極秘シューティングが行われた。弊ウェブマガジンで連載している「KAWABA LIFE」にも登場している元ローカルの久保田空也、そして、日本のストリートスノーボーディング界を牽引するOGこと小川凌稀のふたりを主役に抜擢。1844年に米ウィスコンシン州ミルウォーキーで誕生したアメリカンスタイルラガービールのPabst Blue Ribbon(以下、PBR)と、STONP作品などを手掛けてきたKIYO FILMがタッグを組み制作されたムービーが公開された。
もちろん、PBRのプロモーションムービーなのだが、その作りが面白いので紹介したい。「昔から海外のスノーボードムービーに出ているライダーたちがみんなPBRを飲んで遊んだりしているのを映像とか写真で観ていて、カッコいいビールだなと思っていました。自分がそのとき感じていたPBRとスノーボードの世界観を、OG、空也、DP(DIRTY PIMP主宰者)と一緒に川場の協力のもと、映像作品として表現しました」とKIYO FILMが語るように、昔ながらの古きよきスノーボーディングが感じられる作風だ。
ツリーランエリア「OFF THE PISTE」やパークライディングでもさすがの滑りを披露するふたりだが、見どころはなんといっても川場のハンドレールである。川場を訪れたことがある人なら必ずや、チケット売り場からゲレンデへと向かう導線上にあるこの階段を上り下りしたことがあるはず。だからこそ、凌稀&空也のライディングスキルの高さを理解できることだろう。レールオフ後のランディングの短さ、想像できるでしょ?
川場を知っている人はもちろん、行ったことがないという人、本ムービーを観ることで、そのポテンシャルと自由度の高さを知ることになる。