MOVIE
サイドヒットの達人が日本へのリスペクトを込めて滑りで表現した映像作品『WASHED UP』
2024.11.12
サイドヒットの達人といえばこの人で間違いない。フランスを代表するプロスノーボーダー、アーサー・ロンゴだ。南フランス発のメディアでありアパレルも展開する「WASTED TALENT(ウェイステッド タレント)」より公開されている日本を旅した彼の主演ムービー『WASHED UP』を、本記事では紹介したい。
先日、そのプレミアがVOLCOM STORE SHIBUYAで行われたので観たというスノーボーダーもいるかもしれないが、ブライアン・フォックスとジェイディン・チョムラックとともに13日間、日本を旅した際に撮影された様子が収められている。まずは東京に降り立った一行。アーサーは映像内で東京について次のように語っている。要約するが、東京は別世界であり、忙しなくあらゆる音が入り乱れていて、五感が圧倒されるという印象を受けたとのこと。日本人に対しての印象は、ほかの人や環境を尊重し、細部にまで驚くほど気を配っていると感じたようだ。
そうした日本文化が自身を奮い立たせてくれるとしたうえで、日本人が仕事に対して心血を注いでいることからインスピレーションを受けたと語る。また、日本ではスノーボードもアートもスタイルや美学が重んじられており、スノーボードスクールの質の高さにまで言及。すべては完璧であり、日本人はスノーボードをとても楽しんでいると、我が国を大絶賛しているのだ。そうしたリスペクトを込めて制作された本ムービー。
日本人スノーボーダーとして見逃すわけにはいかない。