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ショーン・ホワイトが贈るプロリーグ「THE SNOW LEAGUE」の開幕戦が決定。プロ大会やFIS大会と共存の形に

2024.09.19

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ショーン・ホワイトがローンチしたハーフパイプのプロリーグ「THE SNOW LEAGUE」に、新たな動きがあったのでお届けしたい。先日、大会のフォーマットが発表されて話題を集めたばかりだが(記事はこちら)、開幕戦の日程と開催地が公式Instagramで発表された。2025年3月7日(金)、8日(土)の2日間、場所は米コロラド州アスペンである。
アスペンと言えば、プロ大会の代表格「X GAMES」の開催地として有名だ。そのX GAMESは2025年1月23日(木)〜25日(土)での開催スケジュールがすでに発表されている。また、24-25シーズンは同地でFIS(国際スキー・スノーボード連盟)ワールドカップ(以下、W杯)の開催も発表されており、2025年1月30日(木)〜2月6日(木)と、X GAMESの直後に行われる。そして、W杯ハーフパイプの最終戦は2025年2月19日(水)〜23日(日)にカナダ・カルガリーで開催予定なので、すべてのコンテストを終えてから、ハーフパイプを主戦場とするライダーたちはSNOW LEAGUEに挑むことになるわけだ。言い換えれば、全ライダーが仕上がった状態でのバトルになる、ということ。
これまでのコンテスト史を振り返ってみると、ハーフパイプがオリンピックの正式種目に採用されてからというもの、プロ大会とFIS大会のスケジュールが重なることが多く、ある意味、ライダーの囲い込みとも言える状態が長きに渡り続いてきた。しかし、X GAMES、FIS、SNOW LEAGUEの足並みが揃ったことで、ハーフパイプライダーたちにとってはチャンスが増えることになる。
ただし、ジャッジ基準やルールがそれぞれ異なるため、ライダーたちは大会ごとにアジャストさせなければならない。平野歩夢やスコッティ・ジェームスらパイプライダーたちが、それぞれの大会にどのような戦術で挑んでくるのか。そのあたりも見どころになってくるので、観る側も各大会のフォーマットやルールなど、しっかり把握しておきたい。

text: Daisuke Nogami(Chief Editor)

 

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