オーストリア・アルプスで9月に雪が降ることは珍しくないようだが、ここ数日の降雪量はこれまでの常識を大きく覆した。寒冷前線が西ヨーロッパに到来し、多くのエリアは大雨に見舞われたものの、標高700mを超える地点では積雪となり、高い場所では2m近くも積もった。トップ画像の写真を投稿しているフランスの天気予報サイト「Météo Express」は、歴史的な9月だと報じている。
先日お伝えしたように、南米チリではシーズンイン直前から、現在のオーストリアのように豪雪に見舞われた（記事はこちら）。ラニーニャ現象が発生する確率が高まっていることは弊ウェブマガジンで再三に渡ってお届けしているわけだが、日本でも同じようなことが起こるかもしれない。
例年より早くリゾートがオープンした場合でも対応できるよう、早めに冬支度を進めておこう。