BACKSIDE (バックサイド)

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地球最強ライダー決定戦が2025年も開催。バックカントリーフリースタイル大会「NATURAL SELECTION TOUR」が面白い

2024.09.14

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トラビス・ライスが主宰するバックカントリーフリースタイル大会「NATURAL SELECTION TOUR(以下、NST)」の今シーズンの開催が決定した。地球最強ライダー決定戦と言って過言ではないスケールを誇る本大会は、2025年3月10日(月)〜17日(月)の期間を確保し、その中でコンディションが整った2日間で行われる。これまでどおり、自然地形が豊富すぎるバックカントリーを一枚の板に乗って颯爽とフリースタイルに駆け抜けるライダーたちを、ドローンで追い撮りするクールで迫力満点の映像を中心に配信予定だ。

ロケーションは昨年に引き続きバックカントリーの聖地として知られる、カナダ・ブリティッシュコロンビア州レベルストークで開催される。同エリアを拠点に活動するプロスノーボーダー、ダスティン・クレイブン率いるクルーが、自然を活かした同エリアの拡張に取り組んでいるため、これまで以上に豊富なラインどりが可能になるのだろう。

NSTのCEOであるカーター・ウェストフォール氏は、次のようにコメントを残している。

「(前略)NSTの目標は、現代でもっとも刺激的なライダーたちが自然界の限界に挑戦できるプラットフォームを提供することで、人々と母なる自然を結びつけることです。それを実現するために、レベルストークほどふさわしい場所はありません」

この地で滑ることが許されるのは24名のライダーたちだ。すでに12名の招待ライダーが決定しており、ジェイミー・アンダーソン(アメリカ)、トルゲイル・バーグレム(ノルウェー)、マイキー・シサレリ(カナダ)、ジャレッド・エルストン(アメリカ)、マリオン・ハーティー(フランス)、トースタイン・ホーグモ(ノルウェー)、セージ・コッツェンバーグ(アメリカ)、ヘイリー・ラングランド(アメリカ)、ニルス・ミンドニッチ(アメリカ)、メアリー・ランド(アメリカ)、トラビス・ライス(アメリカ)、オースティン・スウィーティン(アメリカ)らが名を連ねる。さらに6名の招待ライダーは、シーズン中にNSTのSNS上で発表され、2025年2月下旬から始まるNSTの予選にあたる「DUELS」から男子4名、女子2名が勝ち上がるフォーマットとなっている。

前回大会ではDUELSに日本人として片山來夢が初参戦。惜しくも前出のトルゲイルに敗れはしたものの、まるでセッションのように楽しかったと、先日弊ウェブマガジンでもお届けした米人気ポッドキャスト「THE BOMB HOLE」で語っていた(記事はこちら)。今シーズンも來夢の参戦はあるのか。はたまた、別の日本人ライダーが出場するのか。続報を待ちたい。

text: Daisuke Nogami(Chief Editor)

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