BACKSIDE (バックサイド)

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MOVIE

いちスノーボーダーとしてできることを山の日に考える。「雪山と地球の未来を守るために」

2024.08.09

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昨シーズン、年末年始は雪がほとんど降らず、1〜2月のトップシーズンに入っても記録的な暖冬による雪不足を痛感させられた。しかし3月に入ると、例年であれば降雪量は大きく減少して春の訪れを感じるはずなのに、トップシーズンさながらにパウダースノーに恵まれことは記憶に新しい。歓喜に沸くと同時に、いやが上にも気候変動の影響を強く感じたに違いない。
一般の人にとっては猛暑日が増えたりゲリラ豪雨が頻発していることで気候の変化を感じているのだろうが、雪を愛する私たちは一年を通じて、常にそう感じながら生きている(と信じている)。だからこそ、いちスノーボーダーとしてできることを考えたい。
そこで、以前から気候変動に対して声をあげ続けてきたパイオニアブランド、BURTON(バートン)は有識者やリゾートビジネスパートナー、メディア、チームライダーへのインタビューを通じて、未来の雪山を守るための行動を考えてもらうためにムービー『雪山と地球の未来を守るために』を制作。8月11日(日)の山の日を目前にしての公開となった。
気候を守るための政策転換と行動を加速するために様々な活動を行う一般社団法人「Climate Integrate」代表理事の平田仁子氏、スノーコミュニティから脱炭素社会の実現を目指す一般社団法人「Protect Our Winters Japan」副事務局長の脊戸柳武彦氏、ファッションやビューティのトレンドを発信しつつサステナビリティ観点の取材記事も数多く展開する「WWD JAPAN」副編集長の五十君花実氏、スノーリゾートの運営を通して環境への様々な取り組みを推進する「東急リゾーツ&ステイ」の山崎真也氏、BURTONライダーの今井胡桃、藤森由香、降旗由紀、大塚健、高橋龍正、中山悠也、そして、僭越ながら弊メディアで編集長を務める筆者(野上大介)が、それぞれの立場から23-24シーズンを振り返る。そのうえで、今実感している危機感や今後目指すべき姿、さらに、自分たちにできることは何かを語っている。

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