米オレゴン州マウントフッドで開催されているサマーキャンプ「HIGH CASCADE SNOWBOARD CAMP」は今夏、豊富な残雪に恵まれているため大盛況。プロスノーボーダーたちを招いて行われるシグネチャーセッションもいよいよ最終章を迎え、7月21～27日にかけてLOBSTER SNOWBOARDS（ロブスター スノーボード）とYES SNOWBOARDS（イエス スノーボード）による合同セッションが幕を閉じた。
エイキ＆ハルドルのヘルガソン兄弟やバックパックを背負いながら滑ることでおなじみ、フリッジことフリチョフ・ティッシェンドルフらが看板ライダーのLOBSTERに対して、破天荒なイメージを抱いている人も多いだろう。対して、DCPやJPソルバーグ、ロメイン・デ・マルチらYESの創始者たちは40代半ばに差し掛かったが、元BURTON（バートン）UNINCチームだった彼らも若かりし頃はかなりのやんちゃ集団だった。
こうした背景を踏まえて、ハルドルが搭乗しているボードに注目してもらいたい。LOBSTERのライダーのはずなのにYESのボードにまたがっているのだ。同じ価値観を持つ彼らがタッグを組み、ブランドの垣根を越えてコラボボードを開発。トップ画像をよーく見てみると、ソールのグラフィックにLOBSTERのロゴも配されているのがわかる。
こうしたコラボの延長線上にある本セッションも、古きよきフリースタイルマインドをキャンパーたちに継承するには絶好の機会だったに違いない。その中身をどうぞ。