体温並みの酷暑が続いている今日この頃、愛する雪山が恋しくてたまらない。弊ウェブマガジンでは日々、世界中のスノーボードや雪山関連のニュースを取り上げているのだが、本記事では多くの読者にとって有益ではない可能性が高い、夢のような世界の話題をお届けする。

人口およそ670万人を誇るチリの首都・サンティアゴは、雪に覆われたアンデス山脈とチリ海岸山脈に囲まれた盆地に位置する大都市。太平洋に面した南北に細長い国なのでビーチまでの距離も近く、スノー＆サーフにはうってつけだ。

「太平洋から150マイル（約240km）以内に14,000フィート（約4,270m）級の山々がそびえ立つチリでは、雪が降らない日はない！」──アメリカ・アイダホ州のステラ・アドベンチャー・トラベルは、このように言い切る。地の利を活かし、サンティアゴのホテル屋上から直接バックカントリーライディングが楽しめる機会を提供しているのだ。

同社のウェブサイト内には8日間の旅程が記されており、スノーボード、スキー、サーフィンをたっぷりと楽しみ、プライベートシェフによる1日3食のグルメが提供され、超ベテランのガイドとパイロットが同行する、といった詳細が綴られている。ご興味のある方は、こちらから詳細の確認および問い合わせが可能だ。

パウダースノーやバックカントリーの話ではあるものの、あまりにも富裕層向けの話題だったので逆にイライラして熱くなり暑くなってしまった読者諸兄姉がいたとしたら、あしからず（笑）

text: Daisuke Nogami（Chief Editor）