COLUMN
今冬までにラニーニャ現象発生の可能性が高まる今。外国人はすでにJAPOWを狙っている
2024.07.21
日本人スノーボーダーにとってもおなじみの降雪情報サイト「Snow-Forecast」は、ラニーニャ現象が発生する可能性が高まっている24-25シーズンに向けてコラム記事をリリース。日本のパウダースノー、いわゆるJAPOWについて言及しており、世界中のスノーボーダーやスキーヤーに対して、その期待感を大いにあおっている。
ラニーニャ現象が発生すると日本の冬は気温が下がり雨が増え、スノー産業以外にも農業や漁業に影響を与える確率が上がるとしたうえで、最高のスノーシーズンが待っていると紹介。記事内でJAPAN SKI EXPERIENCEのマネージングディレクター、リンゼイ・コルバート氏は、「日本の国境が閉鎖されたパンデミック時に、2回の例外的なラニーニャの冬が訪れた。信じられないような降雪が記録されたことは、残酷な皮肉だった」と語っている。20-21、21-22シーズンを思い出してほしい。パウダー三昧で外国人がいなかった、今世紀二度とないかもしれない奇跡の冬だった。
きたる24-25シーズン、パウダーハントの競争率は熾烈を極めることだろう。日本人スノーボーダーのみなさん、今から入念な計画を練っておく必要があるのかもしれない。
text: Daisuke Nogami(Chief Editor)
photo: Yuto Nishimura