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ショーン・ホワイトが屋内施設に多額の投資。利便性とスノーボード普及の向上に向けて
2024.07.04
ショーン・ホワイトは、屋内スノーボード・スキー施設チェーンのSNÖBAHNに多額の投資を行った。この施設は一年中スノースポーツを楽しむ機会を提供しており、寒冷地以外の都市部でもスノーボードやスキーのトレーニングを可能にしている。現在、SNÖBAHNは米コロラド州にふたつの施設を運営しており、スケートパーク、トランポリン、フォームピットなど、さまざまなトレーニング設備を完備。ショーンはこれらの施設が、次世代のスノーボーダーやスキーヤーの育成に役立つと期待を寄せる。
「サンディエゴで育ったオレは、海やスケートパークに日常的にアクセスし、好きなときにサーフィンやスケートボードができたんだ。山までクルマで3時間だったしね。だから、オレは本当に環境に恵まれていたんだ。でも、このSNÖBAHNが提供するスノーバーンの存在により、これまでの方程式が変わるんだ。次の偉大なスノーボーダーやスキーヤーは、思いもよらないマーケットから誕生するかもしれないよ」
このように、ショーンは語っている。
この投資により、ショーンと彼の会社はオリンピック金メダリストのスキーヤー、ボード・ミラーとともにSNÖBAHNの拡大をサポートしていく。今後、SNÖBAHNはコロラド州以外の都市にも進出を計画しており、初心者から上級者までを対象としたキャンプやクリニックを提供。スノースポーツのトレーニング機会を広げていく考えだ。
先日、「ショーン・ホワイトが初のプロウィンタースポーツリーグ『THE SNOW LEAGUE』設立」と題した記事でお伝えしたように、ショーンはスノーボードやフリースキーのアスリートたちが正当に評価されるよう、その舞台を整えようとしている。それと同時に、初心者にもスノーボードやスキーを始める機会提供を行うことで、シーン全体のボトムアップにも務めているのだ。