BACKSIDE (バックサイド)

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コース総延長1,700mを誇る世界最大の室内ゲレンデ建設計画が発表。中国・上海から1時間の好立地

2024.06.27

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昨年10月、中国では50箇所目となる室内ゲレンデ「太倉アルプスリゾート」が、人口2,600万人を誇る大都市・上海から1時間ほどの距離に位置する江蘇省蘇州太倉市にオープンした。最長280mで5本のコースを有し、最大斜度は16°ということなので、初中級者向けといったところか。すでに32万人以上のスノーボーダーやスキーヤーが訪れ成功を収めているのだが、6月18日に新たなビッグプロジェクトの計画が発表された。
開発の第2フェーズとして太倉市が50億元(約1,105億円)以上を出資し、世界最長の室内ゲレンデを目玉に、雪景色を臨むホテルやウォーターパーク、温泉、水族館などを含む、雪をテーマとしたワンストップの都市型バカンスを提供する屋内リゾートを目指す。新設されるスロープは、高低差120m、全長690mを予定している。高低差100m超の室内ゲレンデは、世界初。ドイツのALPINE CENTER BOTTROPが640mで世界最長なので、それを上回る長さだ。
さらに、現状あるコースも含めると、ゲレンデの総延長は1,700mにもなる。屋内スノーエリアの総面積は190,000㎡を予定しており、現在、同じく中国にある世界最大の室内ゲレンデ「万達スノーパーク」のおよそ3倍の大きさだ。中級者向け、上級者向け、スノーボーダー向けの3エリアに分かれたゲレンデを建設予定なので、ニュースリリースには明記されていなかったが、おそらくスノーパークも完備されるのだろう。
太倉アルプスリゾートの目標は、中国国内に3億人いるとされているスノーボーダーやスキーヤー、雪を愛する人々を魅了することだとしている。

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