BACKSIDE (バックサイド)

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MOVIE

ジェイク・クジックが6年間想いを馳せた日本のスポットで残したカット含む映像集

2024.04.09

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「このレッジは6年前に北海道に行ったときに見つけて、それ以来、ずっと考えていたんだ。室蘭はあまり雪が降らない。何年も経ってから再び訪れ、ようやく攻略できたことに感謝しているよ」
本記事のトップ画像を飾っているフッテージについて、自身のSNSでこのように吐露している。生粋のスケートボーダーでもあるジェイク・クジックの言葉だ。K2 SNOWBOARDING(ケイツー スノーボーディング)作『EMERALD NECKLACE』(2022年)と『ORANGE THINGS』(2023年)、VANS SNOWBOARDING(ヴァンズ スノーボーディング)作『IT’S LOVE』(2022年)と『DOROTHY』(2023年)のフッテージを再編集した映像作品『“WEAR IT OUT” REDUX』が公開された。
ジェイクと言えば、2015年に発表されたDEJA VU作『ENCORE』や2018年にリリースされたVANS作『LANDLINE』といった名作に出演しており、そのスムースかつリラックスしたスタイルに定評がある。近年の自身のスタイルについて、「これらのフッテージは、オレがこれまでやってきたこととはまったく違うものだと感じているよ。2020年に(ゲイであることを)カミングアウトして以来、オレのスノーボードがどのような位置にあるのかを示すハイライトとしてね」とSNSに綴っている。むしろ、難易度の高いスポットを、これまで以上に簡単に攻略しているかのように魅せているように感じた。
ライディングスタイルは作るものではなく(内面から)にじみ出るもの。ライダーたちの間では、よくそう言われる。ジェイクが言わんとしていることは、そういうことに違いない。

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