HOW TO
バインディングとブーツのマッチング術
2016.08.18
フィッティングのよさがブランドの垣根をも越える
同ブランドや同グループのブランドで合わせないとパフォーマンスが低下すると思っている人もいるかもしれないが、近年は他ブランド同士でも極端に相性が悪いということはない。もちろん、同ブランドであれば相性はよいのだが、いずれにせよ、フィッティングとサイジングには注意して選んでほしい。
購入時にバインディングとブーツを合わせることはもちろん、ストラップをしっかり締められるかどうか、干渉するパーツがないかどうか、などをチェックしよう。以前に使用していたタイプのモデルチェンジだからといって確認を怠らないように。アウターシェルのサイズやヒールカップの形状など、シーズンごとに異なるケースもあるからだ。
どちらかだけを買い替えたい場合は、買い替えないギアを実際にショップに持ち込み、サイジングやフレックスなどの相性を確実にチェックすること。バインディング内でブーツが遊んでしまうようなことがあれば、せっかくの力がボードへ確実に伝達せず、パフォーマンスが向上しないということは言うまでもないはずだ。
photo: Akira Onozuka